神奈川県の無料で楽しめる潮干狩りと言えば「海の公園」が圧倒的な人気と知名度を誇っています。
無料で潮干狩りが楽しめる海の公園はあさりやマテ貝などを取ることができ、2014年のゴールデンウィークでは約15万人の人が潮干狩りに訪れるほどの全国トップクラスの潮干狩り会場です。
多くの人でにぎわう海の公園は大人気スポットではありますが、中には当然「もう少し人が少ないところで楽しみたい」という声もあります。
しかし、海の公園の人気が高いためネットで検索してもなかなか他の無料潮干狩り会場を見つける事は困難な状況にあります。
このページではあまり知られていない「神奈川で無料の潮干狩りが楽しめる東扇島東公園」にスポットを当ててご紹介していきます。
東扇島東公園の特徴
東扇島東公園の潮干狩りは、人工海浜のかわさきの浜で行うことができます。
かわさきの浜には天然のあさりが自生しているので、あさりの潮干狩りを楽しむことができるスポットです。
天然のあさりなので、よくある「あさりの稚魚をまく」というわけではありませんから、あさりが沢山取れることもあれば取れないこともあるので、沢山取れた時は自然の恵みに感謝し、あまり取れなければ貴重なあさりに感謝出来るなど、より強く自然の力を感じることのできる潮干狩り会場と言えるでしょう。
あさりの見つけ方はこちら
あさりの生育状況
2015年のあさりの育成状況はあまり好ましくないようです。
あさりが多く集まりそうなポイントでも少ししか取ることができないという状況のようです。
さらに貝殻の漂着が多いという情報が発表されているので、長靴や軍手などケガをしないための対策をお勧めします。
潮干狩り道具に関してはこちら
あさりの安全面
あさりの安全面に関する調査は問題なくクリアしています。
麻痺性貝毒 | 定量下限以下 |
下痢性貝毒 | 定量下限以下 |
放射性物質 | 食品衛生法上の基準値以下 |
以下、ホームページからの抜粋です。
・放射性物質について
測定値はいずれも食品衛生法上の基準値を下回るものであり、
食べても健康に影響を与えるものではありません。
検査は平成27年3月12日に行われています。
潮干狩りで取ったあさりは調理して美味しくいただきましょう。
あさりの炊き込みご飯はこちら
かわさきの浜での禁止事項
かわさきの浜では熊手の大きさに規制が設けられています。大きすぎる道具を使って大量のあさりを取ってしまうと自然に生息しているあさりの資源が絶えてしまうのでそれを防ぐためです。
使用できる熊手は幅15cm以下のものまでとなっています。他の潮干狩り会場でも道具の規制がある場合は多いので、かわさきの浜がとくに厳しいというわけではありませんからご安心ください。
潮干狩りに関してだけでなく、かわさきの浜の利用に関するルールをまとめると以下のようになります。
- 潮干狩りでは幅15cmを超える貝採り用具は使用しない
- 遊泳は禁止
- 砂浜にペットの連れ込みはしない
- ボート・ヨット等の持込・使用・係留などは厳禁
他にも小さすぎるあさりは取ってはいけない等のルールもあるので、細かいルールは問合せしてみると良いでしょう。
問合せ先
044-287-6034
ホームページ
天然のあさりは上級者向け
天然のあさりを取るためにはある程度「あさりの居場所」を見つける知識が必要です。
観光客のためにあさりを撒いてくれている会場とは違い、天然のあさりの場合はあさりのいるポイントを知らずに砂を掘っていてもそう簡単にはあさりに出逢うことはありません。
もし潮干狩りの経験が浅い人は少しでも知識を増やしてから潮干狩りに望むと良いでしょう。
あさりの見つけ方はこちら
潮干狩り以外の施設も充実
東扇島東公園は潮干狩り以外の施設も充実しているので、潮が引いている時間以外も充実した時間を過ごすことができます。
人気の施設はこちらです。
- バーベキュー
- わんわん広場
- ヘリポート
- 風力発電施設
空いた時間を活用して沢山の思い出を作りましょう。
住所と問合せ
マップはこちらです
神奈川県川崎市川崎区東扇島58−1
東扇島東公園
044-287-6034
東扇島東公園かわさきの浜 まとめ
東扇島東公園は潮干狩りだけでなくバーベキューなども楽しめる公園です。
万が一あさりが全然取れなかったとしても他の施設を楽しむことができるので、休日が台無しになってしまうというリスクが少ない会場と言えるでしょう。
潮干狩りだけにこだわって挑むと場合はある程度のスキルと知識を持って挑みましょう。