朝に訪れる花粉症
花粉症の症状が朝起きたばかりの時間帯に強く表れてしまうことをモーニングアタックといいます。眠っている間に吸い込んでいた花粉が、目覚めと共にくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を強くおこします。他にも自律神経の入り替えがうまくいかず、体が花粉に過剰反応してしまうことで、普段以上の症状が現れるケースもあります。
モーニングアタック実感46.1%
ある調査ではモーニングアタックを実感している人は46.1%にものぼるという結果が出ています。対策のために就寝時にマスクをして眠る人は40%というデータも出ています。花粉以外にも朝おきて活動を開始した際に、床や布団に積もっているハウスダストがまいあがることが原因になっている場合もあります。
モーニングアタック対策
モーニングアタックの改善策として一番にあげることは、睡眠により体調を整えることです。しかし花粉症の鼻水や鼻づまりにより睡眠が妨げられてしまう経験も多いと思います。そんな方のために花粉症と睡眠不足についてはこちらの記事でまとめてあります。
ここでは特にモーニングアタックに対する対策を紹介します。
マスクをつけて寝る
就寝時もマスクをつけておくことで、睡眠中に花粉が体内に入ることを防ぎます。しかし、就寝中も外出中もマスクをつけていると、耳の後ろが痛くなってしまうという人も少なくありません。お勧めのマスクについてはこちらの記事で紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
室内の花粉を減らす
部屋の掃除をして、室内の花粉を減らします。手軽に出来る方法としては部屋の拭き掃除や、布団や枕のカバー類をこまめに洗濯することをおすすめします。
また、空気清浄器で花粉を除去することや、加湿器で湿度を保ち花粉の飛散を防ぐことも、室内の花粉対策として有効です。空気を入れ替えたいからといって、窓を開けて外気を取り込むことは、花粉も同時に取り込んでしまうので避けた方が良いでしょう。
アロマオイルを使う
良い睡眠をとることがモーニングアタック対策になるので、アロマオイルを使用して睡眠のサポートをすることも良いでしょう。おすすめはイライラや興奮を抑えてくれるマートル。鼻水や鼻づまりにも効果があるので最適です。他にもラベンダーはリラックス効果で安眠を促してくれます。
睡眠時以外ではペパーミントやユーカリなどが花粉症の症状を楽にしてくれる働きを持っているので、一度試してみてください。
朝以外にも注意
モーニングアタックの症状は朝強くあらわれることが特徴ですが、対策をするべきなのは朝ではなく就寝前や外出先です。普段から花粉と接する量を減らすことを意識し、モーニングアタックを防ぎましょう。
モーニングアタック まとめ
モーニングアタックに有効な対策はしっかりした睡眠です。マスクをするなどの基本的な花粉症対策を行いながら、良い睡眠をとることで、症状を抑えていきましょう。
花粉症と睡眠についてはこちらの記事を参考にしてください。
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しっかり対策しましょう!