育休退園とは、自治体独自の運営ルールです。
そのルールとは
下の子を出産し育休を取得した場合、上の子を退園させる。
というものです。
これだけでは分かりにくいので、もう少し詳しくイラストを交えて説明していきます。
育休退園とは?意外に分かりにくいルール
ニュースなどで取り上げられても、育休退園というルールを知っている前提なのではないかと思うほど、育休退園のイメージは口で聞いても分かりにくいという声があります。
しかし、イラストで見るだけで意外に分かりやすいルールになるので、まずはイラストを使って説明したいと思います。
まず、育休退園の大前提には、現在上の子が保育園に通っているということがあります。
仕事も育児も大忙しのお母さんは、保育園にお子さんを預ける。
ごくごく普通のことですよね。
そのお母さんが、新しいお子さんができて、育休をとりました。
すると・・・
育休で家にいられるのであれば、家で育児が出来るので保育園を出ることになるということです。
そのぶん育休をとっていない家のお子さんを保育園で受け入れるようにしていくというわけですね。
これが育休退園の仕組みです。
初めて育児をする家庭のお子さんを保育園に入りやすくするためのルールですね。
育休退園は賛否両論
育休退園については賛否両論あります。
賛成の意見
主な賛成意見はこちら。
一人目を預かってもらえると安心
こどもを生んでも保育園で預かってもらえないかもと思うと、こどもが欲しくても不安でつくれません。
一人目のこどもが優先して保育園に入れるようなルールが定着してくれると安心してこどもの計画を立てることができます。
こどもが成長できる
退園したことで子供が成長したから、早めの退園には賛成
という声もありました。
反対の意見
反対の意見はこちら。
2人目をあきらめた
2人目や3人目を生もうと健闘していたけれど、タイミングが合わないと無理なんだと思い諦めました。
親の介護と2人の育児は無理
新生児と1歳児と親の介護を同時にするって言うのはもう無理なので、こどもは生むな!仕事をやめろ!と言われているような感じです。
継続したければ産む月まで計算したうえで妊娠をしなくてはいけないというルールには納得がいかないです。
一人目の育児にはありがたい
どちらの意見もありますね。
とにかく、一人目の子供をつくろうかどうかで迷っている人にとっては朗報だったようですね。
もっと保育園の数が増えるなど、待機児童の数が減って、保育園に入ることができないんじゃないかっていう不安が改善されていくと良いですね。
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