3,000本ソメイヨシノと7,000本のフユザクラが美しく、山全体が桜ピンクに染まる桜山公園。
「日本のさくら名所100選」にも選ばれる桜の名所をご紹介します。
前半は開花予想やお花見をより楽しめるワンポイント情報などを紹介。後半ではアクセス方法や動画なども載せておくので参考にしてください。
2015年の開花予想と満開予想
まずは一番重要な開花予想と満開予想です。
- 開花予想日4月2日
- 満開予想日4月11日
開花予想は4月2日、満開予想は4月11日が予想されています(3月27日現在)
一日のことで若干の予想変更もあるので、念のためこちらのサイトも参考にすると良いでしょう。
開花予想サイト
桜は満開後よりも満開前の方が見ごろとなりますので、お花見の際は日程選びの参考にしてください。
桜山公園でお花見を楽しむポイント
桜山公園の見どころはやはりソメイヨシノとフユザクラ。
この二種類の桜は開花時期が違うので、年に1度ではなく2度、お花見を楽しませてくれます。
ソメイヨシノとフユザクラではいったいどのような違いがあるのでしょうか。
ソメイヨシノの特徴
ソメイヨシノの開花時期は3月下旬ごろから4月中旬までが見ごろになることが多く、多くの人が「お花見」とイメージした時はこのソメイヨシノを連想する場合がほとんどです。
圧倒的な知名度と人気を誇るソメイヨシノは、実は人工的に作られたという説が強い桜です。ソメイヨシノを両親とする種が発芽しないことからも、自然発生したとは考えにくいことに納得がいきます。そんな中でも注目された自然発生説がこちら。
自然発生・伊豆半島説
1916年、屋久島のウィルソン株にその名を残すアメリカのアーネスト・ヘンリー・ウィルソンによって、ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの自然交雑による雑種であるという説が唱えられた。その後、国立遺伝学研究所の竹中要の交配実験により、オオシマザクラとエドヒガンの交雑種のなかからソメイヨシノおよびソメイヨシノに近似の亜種「イズヨシノ」が得られることがわかり、1965年に発表された。この発表によって、自然交雑説の研究が行われ、この立場をとる場合カスミザクラの島嶼型で伊豆半島に多く存在するオオシマザクラの分布、およびエドヒガンの分布状況から伊豆半島付近で発生したとする伊豆半島発生説が唱えられた。しかし、伊豆半島における調査によればオオシマザクラとエドヒガンの分布域には差異がある[19]。また、ソメイヨシノの片親のオオシマザクラは、房総半島由来と推定されており[12]、伊豆半島で自然交雑によって生まれた可能性は否定的である。
(出典:ウィキペディア)
自然発生という説は、なかなか難しそうです。
フユザクラの特徴
7,000本という圧倒的なスケールで、桜山公園を彩るフユザクラ。
春には咲かないその桜には、いったいどのような特徴があるのでしょうか。
フユザクラは二度咲く桜
桜と言うと「パッと咲いて散っていく」というイメージが強いと思いますが、フユザクラは違います。
時期が来ると下の方の枝から少しづつ先はじめ、次第に上の方が咲き始めるという2段階に分けたタイミングでの開花となります。
別名小葉桜(コバザクラ)
フユザクラは別名小葉桜と言い、小樹で枝も細く葉も小さいところが特徴です。
フユザクラの見ごろ
フユザクラは葉が落ちてから気候の変化による寒さにより花が咲きはじめます。タイミングとしては11月中旬から12月初旬が一番の見ごろとなります。
アクセス方法
電車や自動車など、移動手段別でマップを紹介します。
カーナビの目的地設定する場合
群馬県藤岡市三波川2166-1
(H18年1月以前のデータ「群馬県多野郡鬼石町三波川2166-1」)
電話番号0274-52-2214
「桜山公園」もしくは、「桜山森林公園」で表示されます。
「本庄駅」からバスを利用
JR本庄駅からバス約40分「鬼石郵便局」下車
「丹荘駅」からバスを利用
JR丹荘駅からバス約20分「鬼石郵便局」下車
注意 |
バスを降りた後はタクシーを使うことになります。7キロの道のりなので歩くと2時間近くかかってしまうでしょう。歩くことも楽しみたい方は景色を楽しみながら歩いて向かうこともできます。 |
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本庄児玉ICから約40分
関越道本庄児玉ICから国道462号経由約40分
藤岡ICから約40分
上信越道藤岡ICから約40分
駐車場
お花見の季節は込み合うことが多く、現地までたどり着くのに多くの時間が必要になることもあります。
時間に余裕をもって移動しましょう。
- 駐車台数 約500台
- 一般車500円
- 二輪自動車100円
- 乗合30人以上の自動車2,000円
- 乗合29人以下の自動車1,500円
料金
桜の動画紹介
あらかじめ例年の桜山公園の桜を確認しておきたい方は、こちらの動画がおすすめです。
桜山公園の美しい桜をお楽しみください。
短いお花見の季節を満喫したいですね。