7人制ラグビーと15人制ラグビーの大きな違いについて紹介します。
同じようなスポーツでも、サッカーとフットサルでは違いがありますし、野球とソフトボールでもルールや見るポイントが変わりますよね。
ラグビーも、単純に人数が少なくなるというだけではなく、大きく違う注目のポイントがいくつかあります。
15人制を知っている人も、知らない人も7人制ラグビーの特徴を知ることで、より観戦の楽しみが増します。
ここでは7人制と15人制の時間とゴールキックとキックオフの違いについてお話ししていきます。
7人制ラグビーと15人制の時間の違いは?
まず紹介したいのが時間の違いです。
15人制では前半40分、後半40分の合計80分間で試合を行います。
サッカーの試合が前後半45分の合計90分なので、サッカー観戦の経験がある人にとってはなじみのある長さの試合です。
7人制は前半7分、後半7分の合計14分が試合時間です。
かなり短い時間だと感じる方が多いのではないでしょうか?
たしかに1試合だけ見て帰るにはかなり短い時間なので、なんだか寂しく感じますよね。
しかし、7人制ラグビーは多くの場合、1チームが1日で複数の試合を行う事になるので、すべての試合をトータルすると十分見ごたえのある1日となります。
なので、1日の観戦中に完敗のゲームと完勝のゲームを体験できるということもあり、そこが1ゲームが短い魅力とも言えるでしょう。
7人制ラグビーと15人制のゴールキックの違いは?
続いて紹介するのはゴールキックの違いについてです。
15人制ラグビーでは五郎丸選手の活躍もあり、ボールを地面に置いてゴールキックを行うというイメージがしっかり定着していると思います。
7人制のゴールキックはそれとは違う方法になります。
ボールを1度地面に「バウンド」させてからのゴールキックになります。
ドロップキックと言うのですが、言葉だけではイメージが分かりずらいので、参考動画を乗せておきます。
あのラグビーボールをバウンドさせてから蹴るので、狙ったところに蹴るにはかなりのスキルが必要になることがイメージできますね。
ワンポイント
15人制でもドロップキックが可能ですが、ほとんどのチームは地面に置いてからのキックを採用しています。
7人制ラグビーと15人制のキックオフの違いは?
最後はキックオフの違いについてです。
これは15人制を知っている人が覚えておきたいルールになります。
15人制ではトライ後のキックオフはトライをとられたチームが行います。
しかし7人制ではトライをとったチームがキックオフをすることになるので、15人制とは逆になります。
15人制を知らなければなんの違和感もありませんが、知っている人にとっては変な感覚になるので、もし何かの機会で7人制ラグビーに参加するときには覚えておくと良いでしょう。
7人制ラグビーと15人制の違いについて まとめ
7人制ラグビーと15人制の違いについてまとめると・・・
- 1試合の時間が短いが、1日に数試合行われる楽しみが魅力的。
- ゴールキックは地面にバウンドさせてから行う。
- キックオフはトライをとったチームが行う。
ということがわかりましたね。
7人制ラグビーは1試合が短いので、スピーディーな試合展開を集中して楽しみましょう。
このページを見た人はこちらも見ています