転職をする際、いったいどんなことを聞かれるのか?聞かれたくないことはそっとしておいてくくれるのか?
ドキドキしながら面接へ向かうと、多くの場合はそっとしておいてはもらえずに、痛いところをドスドスと質問されるものですよね(>_<)
でもそれは当然といえば当然です。
相手もお金を払って雇うわけですから、少しでも疑問を解消してから雇いたいと思うものです。
面接官もわかっています。「この質問をしたら答えにくかろう」と。
そんないじわるとも感じてしまうような質問にこそ、「キラリと輝く返答」でかえして、面接官に一目置かれる存在になってしまいましょう♪
転職理由1:給料をあげたい
転職の理由で大きなものはやはり「給料面」に対する待遇ですね。
面接の際にも「給料面に関して」の質問は普通に登場しやすい項目です。
切り返し方次第で「金の亡者め!」という印象を与えかねないデリケートな部分なので、うまい返答が出来るようにしておきましょう♪
悪い切り返し例
前職では、職務内容にたいするお給料が安くザービス残業もあり、昇給の見込みは当分なさそうだったため退職を決意しました。
正直な意見だとは思いますが、これをストレートに伝えてしまっては、聞く側としては気持ちの良いものではありません。
ここは一つ「キラリ」と輝く返答をおみまいしましょう☆
輝くキラリ返し
前職では、顧客満足度の向上やスタッフ育成マニュアルの作成など、業務改善で成果をあげてきましたが、そこに対して評価がされる仕組みがありませんでした。
業務改善に大きな喜びを感じたため、この頑張りが評価され、給料に対しても反映される会社で充実した気持ちで働きたいと考え退職を決意しました。
ポイントは前職で実績をあげた部分「力を発揮できた部分」が、給料に反映されない部分であったということ。
自分の長所を発見したからこそ、その長所を活かせる、そして評価される職場で働きたいという理由であれば、退職理由としては納得です。
さらに給料のことに答えつつ、「スキルのアピール」をすることもできるので、短い返答の中にもプラスのイメージを与えることが可能になります。
転職理由2:体調を壊した
体調を壊して退職せざるをえなかった。辛い退職理由です。
できれば言葉を尽くさなくてもわかってほしいような話しではありますが、面接なのでしっかりと答える必要があります。
体調面に対しての話題が上った際の切り返しもチェックしておきましょう☆
悪い切り返し例
前職は残業が多く、体調を崩してしまい退職することとなりました。
間違いなく「事実」ではあるのですが、「残業が多くて体調を崩して退職する」というポイントだけを伝えてしまうと、聞いている側としては「仕事が忙しいと体調を崩してまた退職するのでは?」と不安になるものです。
正直に答えながらも、「それなら仕方ないよね」と思ってもらえるような切り返しをしましょう☆
輝くキラリ返し
会社の人員削減などにより、毎日終電まで仕事をするようになりました。さらに、休日出勤をすることが増え、1年間はなんとか対応してきましたが、さすがに体調を壊してしまい、退職にいたりました。しかし今では体調は回復し、以前よりも体調管理をしっかりと出来るようになったので、力いっぱい働くことができます。
ポイントは「それなら体調も壊れるよね」ということがしっかりと伝わることです。
あなたのことをよく知っている人であれば「残業が多くて・・・」と伝えるだけでもその重労働っぷりを察してくれると思います。
しかし、面接では「あなたはどんな人?」という状態なので、残業が多いという理由だけでは「ちょっと残業があると辞めるのか?」とさえ思われてしまうことがあります。
しっかりと「どのくらい大変だったから体調を壊した」ということを伝えることで、面接官に事情を理解してもらいましょう。
プラスして「今は大丈夫」ということも体調管理がうまくなったなどの「理由をつけて」答えることができれば完璧です♪
転職理由3:会社の低迷
個人の力ではどうにもならない「会社の業績不振」
低迷する会社に不安をおぼえ退職するケースも多々ありますよね。
こんな時に「私が会社を立て直してやる!」なんて奮起する人はかなり少数派でしょう。普通は次の就職先を探します。生活がかかっているので当然の判断です。
どんな伝え方をすることで、素敵な退職理由に変換することができるのでしょうか?
悪い切り返し例
会社の業績が低迷し、頻繁にリストラが行われるようになりました。リストラに合う前に退職することを決断しました。
これも事実なので、決して間違ってはないのですが、そのまま伝えてしまっては採用されるものも不採用になってしまいます(>_<)
リストラによって何が起きたのかに注目することで、面接官にも納得の理由に早変わりします☆
輝くキラリ返し
リストラにより人員が大幅に削減されてしまいました。休日返上をして対応してきましたが、お客様一人一人への丁寧な対応までは難しくなってしまいました。
今までお客さま満足度を最優先に考えてきたので、もう一度お客さまとの信頼関係を築ける、納得のいく仕事のできる環境で働きたいと思い退職いたしました。
ポイントは業績の低迷により「十分な仕事ができなくなった」という部分です。
単純に業績が悪化して残業が増えてしんどいので退職したという理由では、業績が低迷したらやめてしまう人ということになってしまいます。
業績が下がった後もなんとかしようと努力をした。それでも満足いく仕事が出来ない現状を打破するために退職をしたということを伝えることで、次の職場ではそのやる気を十分に発揮してくれるという期待感につながります。
キラリ返しトーク術 まとめ
今回は3パターンのみのキラリ返しでしたが、すべての質問に対して「前向きな切り返し」をしっかりと行う事で、面接官にとってはとっても好印象。
そのキラリと輝く切り返して、面接官の記憶にパッチリ残りましょう♪