魅力的なキャラクターとともに織り成される壮大な物語・テイルズシリーズ。8月18日にも最新作「ベルセリア」が発売決定!
現在はアニメ「ゼスティリアクロス」が放送中と盛り上がりを見せています。
そのテイルズシリーズの中でも感動のシーンを3つ挙げてみました!
テイルズオブディスティニー。リオン・マグナスとの対決
PS2版テイルズオブディスティニー、リオン・マグナスとの対決
シリーズ2作品目となる「ディスティニー」からの名台詞。
リオンはパーティーキャラの一人で、のんびりとしていて熱血漢でもある主人公スタンとは反対の、クールな性格です。最初の印象こそ主人公とぶつかった相手だったかもしれませんが、仲間として共に戦った仲でした。
しかし、自分の大切なものを守るため、彼は主人公たちと戦うことになってしまいます。詳しくは実際にゲームをプレイしてほしいのですが、対立したリオンのこの台詞からも自身の選択に覚悟を持っているというのがひしひしと伝わってきます。
お前、間違ってるよ!
仲間だったからこそ、彼との戦いは余計につらいものがありました。
何度でもこの道を選ぶというリオンに対して、スタンが真っ向から「お前、間違ってるよ!」と言うのも見所です。
PS2版のスタンは天然ぽさが強調されているとのことでしたが、いつものんびりしているように見えるのに、仲間のためには必死に叫ぶ姿はまさに主人公らしいなという印象でした。
その後にもう一度主題歌を聴くと、スタン、リオンやルーティのことも連想させられます。
テイルズオブシンフォニア。ロイド・アーヴィングとコレット・ブルーネルの会話
テイルズオブシンフォニア、ロイド・アーヴィングとコレット・ブルーネルの会話
特に自分が好きだったのが、言葉を話せなくなってしまったコレットが、ロイドのてのひらに言葉を一つ一つ書いている仕草です。
コレットは世界再生の神子として各地を旅しているのですが、そこで天使となるにつれて食べなくなったり、眠れなくなったり、感覚を失ってしまうなど人間からはどんどん離れていってしまいます。
それでも平気なふりをしているコレットの健気な姿も切ないのですが、一方で何もできないのだろうかと悩むロイドの姿もコレットを心配する彼の姿も泣けてきます。
手のひらの会話
そして、彼らの最後の目的地に向かう直前、二人はてのひらで会話をします。コレットは最後なのにきちんと話せないことが変だと謝るのですが、ロイドはさりげなく上の言葉を返します。
そんなロイドの優しさに見ている方もおもわず涙……。
旅には障害がつきものですが、その障害を乗り越えようとしたり、他の道はないのかと葛藤する姿もRPGの醍醐味ではないでしょうか。
テイルズオブリバース。クレア・ベネットの演説
テイルズオブリバース、クレア・ベネットの演説
クレアは歴代ヒロインの中でも珍しく戦わないメンバーです。しかし彼女の最大の見所は芯の強さです。
そしてこの台詞はこの作品の核心となる言葉なのです。リバースには「ヒト」の中にいわゆる人間の「ヒューマ」と、動物の姿をした「ガジュマ」という二つの種族が存在し、種族を取り巻いて物語は進んでいきます。
ヒューマのクレアは美しい少女として誘拐されてしまい、ガジュマの姫アガーテの力でお互いに入れ替わってしまいます。
ピーチパイ演説
そして、ヒューマに捕らえられたアガーテ(中身はクレア)は公開処刑をされそうになってしまうのですが、そのときに彼女はヒューマとガジュマがお互いに争っていることについて演説をします。
この言葉の中に、主人公ヴェイグとクレアの故郷では皆が食べていたピーチパイが出てくるので「ピーチパイ演説」と呼ばれます。
クレアのまっすぐな言葉は、たとえ戦わずとも彼女の心の強さがわかります。この言葉は、まだテイルズをやったことのない人にも聞いて欲しい台詞の一つです。
また、アガーテの姿をしているのに、その中にクレアを見出して、彼女を救おうとヴェイグが駆け寄るのもまた熱い展開になっています。
テイルズシリーズ感動作!名言と名シーン まとめ
テイルズシリーズにはこれだけでは語りきれない感動の場面が多々あります。
実際にプレイした方にとっては、ここ以外にも心に残ったシーンはたくさんあると思います。
同じ作品でも、あの台詞・場面もよかったなぁと思うことがあったのですが、今回は3つの作品の初盤〜中盤ころまでに登場する場面をピックアップしてみました。
どのシーンも素敵ですので、ぜひ実際にプレイして、自身の目で見て欲しいです。
他にもこんな名場面がある!という方は、どのシリーズのどの場面で感動した!なんてコメントいただけると嬉しいです(^^)/