妖怪ウォッチの次はスナックワールド。
まだ子どもたちは知らない世界かもしれませんが、大人の世界では着々とビックビジネスが動き始めています。
ここではスナックワールドとは何なのかという概要と、すすめれれている企画、そして妖怪ウォッチからさらに進化した戦略ついて紹介しています。
とくに進化した戦略の部分は息をのむ内容になっています。
妖怪ウォッチとスナックワールドとは?
妖怪ウォッチは子どもたちの間で大人気のアニメですね。
大人気のジバニャンをはじめ、特徴的なお化けたちが登場します。
元々はアニメではなくニンテンドー3DSのゲームソフトでした。
日経トレンディの2014年ヒット商品ランキングで、妖怪ウォッチはアナ雪に次ぐ第2位となり、存在感を大きくアピールしました。
その妖怪ウォッチのゲームを発売した会社「レベルファイブ」が新たに手掛ける話題作が「スナックワールド」です。
(出典:http://jin115.com/archives/52074923.html)
スナックワールドは3DSだけでなく、すでにアニメ化、映画化、そしてコロコロコミックでの連載も決まっており、さらにはスマホのアンドロイド、アイフォンのアプリも作成中とのことなので、子どもの楽しみとしてだけでなく、ビジネスの視点で注目している大人も多い話題沸騰中のスナックワールドです。
妖怪ウォッチにないスナックワールドの企画
スナックワールドはスタートの時点で3種類の端末からゲームがスタートします。
そのゲーム機は
- ニンテンドー3DS
- アンドロイド
- アイフォン
の3つです。
さすがですね。
子どもたちがメインで持っているゲーム機は3DS。
スマートフォンは20代の90%以上が所持。
30代でも80%以上が所持しているというデータが出ています。
ということは、この3つの端末でゲームを発売してしまえば、相当な確率で若い世代の目に入ることになります。
それも一度や二度ではなく、街を歩いても、友達の情報からもテレビや雑誌などからも、いつの間にか潜在意識の中にスナックワールドがすり込まれていくことになるということです。
スタート前からテレビアニメ化や映画化まで企画が進んでいるところに、巨大なビジネスのエネルギーを感じずにはいられません。
妖怪ウォッチからスナックワールドの進化
スナックワールドの世界では「コンビニでアイテムを手に入れる」というシーンが登場します。
このシーンに対して「凄いことになる!」と感じた人はかなりのビジネス脳をお持ちだと思います。
コンビニでアイテムが手に入る。
子どもたちに大人気のゲームの世界で。
現実のコンビニでゲームと連動したアイテムが販売される。
レアなアイテムが欲しくて連動アイテムが売れる。
レア物はネットでの取引で高値になる。
さらに売れる・・・。
ここまでならもしかしたら他でも聞いたことがある話しかも知れません。
しかし、スナックワールドが現実世界と強烈に結びつくポイントがもう一つあります。
それが
ジャラの存在です。
ジャラを簡単に説明すると、装備品です。
ただ、装備品といってもそのサイズはキーホルダーほどで、アクセサリーのように持ち運ぶことができ、装備するときにサイズが大きくなるといったイメージになります。
(出典:http://jin115.com/archives/52074923.html)
そのジャラはゲームの中のコンビニでくじ引きをするなどして手に入れます。
ゲームの世界のコンビニでジャラを手に入れている子どもたちの前で、現実のコンビニでもジャラが販売されていたらどうでしょうか?
しかもゲームのキャラ達と同じように自分もアクセサリーとして身に付けることができる。
さらにそのジャラをゲーム端末にかざすことで、ゲーム用の装備が手に入るとしてら・・・。
そんな仕組みができたとしてら、間違いなく売れると思いませんか?
既存の課金ガチャの現実バージョンです。
その仕組みですが、なんとスナックワールドで使われることになりそうです。
「スナックワールド」というタイトルなので、何かお菓子のおまけ、ビックリマンカード的なものが販売されるのかも知れませんね。
まだどういった販売方法をとるのか等は不明ですが、今から興味が湧いて仕方ありません。
妖怪ウォッチとスナックワールド まとめ
妖怪ウォッチで大人気のレベルファイブ。
新たに登場するスナックワールドはいったいどこまで爆発的なヒットメーカーになるのか。
ジャラは現実世界でも売り上げをあげるのか。
子どもたちに受け入れられるゲームなのか。
発売前から非常に興味深いゲームです。
発売された時は3機種のうち一つはプレーしてみたい話題のゲームですね。