七夕のギリシャ神話に関するページです。
登場人物やお話の内容について紹介しています。
お子さんに伝えたいギリシャ神話の一つとして読んでみてくださいね。
七夕のギリシャ神話の登場人物
まずは登場人物を確認して、ストーリーを知る準備をしましょう。
【琴の名手の青年】
妖精の少女と恋に落ちた青年
【妖精の少女】
琴の名手の青年と恋に落ちた少女
【天国の大王】
琴の名手の青年の願いを聞き届けた大王
【酔っぱらった女たち】
琴の名手の青年に、ことを弾いてと頼むのだが・・・
【毒蛇】
妖精の少女を噛んだ毒蛇
以上の登場人物を知っておくと、一気にストーリーが頭に入ってきます。
七夕のギリシャ神話の内容
それでは、七夕のギリシャ神話の内容を紹介します。
琴の名手である青年が、妖精の少女と恋に落ち、幸せに暮らし始めました。ところが、妖精の少女は毒蛇にかまれて死んでしまいました。
嘆き悲しんだ青年は、天国の大王に、一度だけ少女を生き返らせてくれと頼みにゆきました。様々な苦難の末、青年は大王に逢うことができました。大王は願いを聞き届けてくれましたが、ある条件を提示しました。それは、「地上に戻るまで一度も後を振り向いてはいけない。」と言うものでした。
青年は絶対に振り返らないと約束をして天国を離れました。あともう少しで地上だと言うときになって、青年は嬉しさのあまり後ろを振り向いてしまいました。少女はあっと言う間に天国へ戻ってしまいました。
嘆き悲しみながら野山を彷徨っていた青年は、酔っぱらった女たちから「琴を弾いて」と頼まれますが、断ったため殺されてしまいました。青年の琴は夜空に昇って琴座となりました。
哀れに思った大王によって、青年の魂も星になりました。そして年に一度だけ、少女の琴座と逢うことができるようになりました。
(引用元:http://japan-year.info/archives/6021.html)
他にも「詳細に書かれたストーリー」を見つけることができますが、ここで紹介したストーリーは読み手の想像力を刺激するような内容になっているのが特徴です。
少女はどうして毒蛇に噛まれてしまったのか。大王はなぜその条件を出したのか。少年が琴を弾かなかった理由は何なのか。どうして年に一度だけしか逢えないのか・・・。
お子さんと一緒に考えたい内容ですね。
七夕のギリシャ神話は子供に伝えたい伝説
この七夕のギリシャ神話は、お子さんと一緒に考えたくなる内容がたくさんありますよね。
約束の大切さや死ぬことの悲しさ。毒蛇やお酒の怖さ。そして愛。
ぜひ大切なお子さんへ、七夕のギリシャ神話をお話ししてあげてくださいね。