体臭予防というと、汗をかかないことに意識が集中しがちです。
しかし、暑い季節になるにつれて、「汗をかかないこと」が難しくなってきますよね。
汗をかきやすい人が汗を止めようとすると、その汗は体の別の部分から出るようになってしまうこともあり、なかなか思うようには止まりません。
ここでは「汗をかく前提」で、その汗とどう付き合っていくと良いのかについてのご紹介をしていきます。
汗は臭くない
まず、汗による体臭を気にしている方が知っておかなければならないことは、「汗自体は臭くない」ということです。
ではなぜ汗をかくと臭いが気になるようになるのでしょうか。
細菌の繁殖
汗が臭くなる要因としては、細菌の繁殖によるものがあります。
細菌を抑えるタイプの制汗剤も多く販売されていることからも、抑えるべきものは汗ではなく細菌ということが分かりますね。
制汗剤を使うことで細菌の繁殖を抑え、臭いも抑えることができますが、状況によってはその制汗剤も使えない場面というのは多くあると思います。
体臭予防の3ステップ
汗を完全に抑える、あるいは汗をかくたびに制汗剤を使うということができればいいのですが、そうもいかないという現実がありますよね。
現実的に、日常の中で出来る汗の臭い対策には、次の3ステップが有効です。
ステップ1 朝のシャワー
まずは簡単に、そして気軽に出来る方法として朝のシャワー「朝シャン」が1ステップとなります。
汗は寝ている間にも多くかき、さらには皮脂の分泌も同じく夜眠っている時が多くなります。
したがって、夜の間にかいた汗をきちんと対処しておくということが、その日1日の体臭対策のスタートとなるわけです。
少しでも眠る時間を多くとりたい朝ですが、体臭を抑えるために少しだけ早起きをして、汗を気にしなくてすむ爽やかな1日の土台をつくりましょう。
そのためには朝のシャワーは重要なポイントになります。
ステップ2 濡れタオル
ステップ2は「濡れタオルの活用」です。
かいた汗をそのままにしないことが汗との付き合いの中でかなり重要なポイントとなります。
しかし、そのままにしてはいけないからと言って、体温を下げようとしている汗を全て拭き取ってしまっては、再び体は汗をかき、体温を下げようという反応を起こしてしまいます。
注目すべきは「なぜ汗をかいているのか」というところですね。
汗をかくということは、体温を下げたがっているわけですから、希望通り体温を下げてしまえばいいのです。
そこで登場するのが濡れタオル。
汗を拭きとるのと同時に、タオルの水分が体に残るので、汗のかわりをしっかりとサポートしてくれます。
タオルの水分で体温が下がってくれることで、体はそれ以上汗をかく必要がなくなりますから、自然と汗を抑えることができるということです。
代用はウェットティッシュ
濡れタオルを用意できない環境では「ウェットティッシュ」がかなり有効です。
制汗シートも凄く便利なのですが、頻繁に使おうと思うと意外に出費になってしまいます。
1度に何枚も使うことをためらってしまう結果、汗を残したままにしてしまうケースも多く、その効果を発揮できないこともあるのです。
しかし、ウェットティッシュはかなり料金を抑えることができるので、遠慮なく拭きたいだけ拭くことができます。
ウェットティッシュで汗を拭きとりつつ、水分は残し、最後に制汗剤や制汗シートを使う。
これが理想的な外出先での対応となります。
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コストパフォーマンスは最高ですが、誰かに見られると若干恥ずかしいというのがネックですね。
ステップ3 着替える
ステップ3は着替えです。
体の汗をしっかり対策したとしても、服に付いた汗から細菌が繁殖し、体臭となってしまいます。
着替えはこまめに行う事が大切になります。
インナーだけでも着替える
着替えるといっても、服を全て着替えることは、日常のかかでは非常に難しいことです。
それでもシャツなどの内側に着るものだけは着替えるチャンスは多くあります。
女性であればバックの中に潜ませておき、男性でも腰に掛けるような小さなバックを利用している人は多いので、その中にひっそりとしまっておきましょう。
手間に感じるかも知れませんが、本気で体臭を気にしている人にとっては馬鹿に出来ないひと手間となります。
着替えた後はウェットティッシュ
着替えた後は意外にすぐ汗が出がちです。
それは新しく着替えたシャツが乾いているからです。
先ほどお話しした通り、体は体温を下げようとして汗をかいているわけなので、乾いた服に着替えたとたん汗が出てくることが多いわけですね。
対処法としては、ここでもウェットティッシュの登場です。
着替える際にウェットティッシュで体を濡らすことで、着替えてすぐの汗を防ぐことができるのです。
このくらいのサイズのカバンがあれば、シャツと財布、携帯とカギくらいは持ち歩くことが可能です。
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女性は普段利用しているもので十分ですね。
体臭予防に3ステップ まとめ
今回紹介した3ステップは、「こんな方法もあるよ」というものをお送りしました。
テレビや雑誌でよく目にする体臭対策と併用して活用すると、より大きな効果が出るので試してみてください。