暑い夏がやってきて、多くの人が悩むこと。
それは睡眠に関しての悩みですね。
高級な特注枕やふわっふわなベッドを用意して、何もかも忘れてぐっすり眠ることができればベストなんですが、お金もかかりますし、なにもかも忘れられるほど睡眠に時間を取ることもできません。
今回はお金や時間をあまりかけずに、夏の夜を快適に過ごすための4つのポイントをご紹介していきたいと思います。
夏はお風呂に浸かって快眠
はじめにご紹介するのは快眠のためにはお風呂が重要になってくるということです。
暑い夏はついついシャワーだけでお風呂に浸からない日も増えてしまいがちです。シャワーだけの方が体が熱くなりませんし、ササッと終わるので時間の短縮にもなります。
しかし、シャワーにするのかお風呂に浸かるのかは睡眠にとっては大きな影響を与えるポイントになってきます。
体温と睡眠の関係
人が眠りにつきやすい条件の一つに「体温が下がるときに眠りやすい」というものがあります。
では、体を冷やせばいいのかというと実は逆で、お風呂やちょっとした運動などで体の皮膚温が高くなった時に深部体温が下がるので、その時が眠りやすい体になっている状態ということです。
なので、簡単に言うと「寝る前にお風呂やストレッチなどで体を温める」ことが、快眠にとってとても良い効果があるのです。
夏はエアコンの温度調整で快眠
暑い夏はエアコンの温度設定を何度にしていますか?
このエアコン温度も睡眠にとっては重要になってきます。
快眠をえるための寝室温度は26度がベストだと言われ、湿度の調整までできるようでしたら50~60%の湿度を保つようにすることが良い睡眠の環境づくりとなります。
暑くても冷やしすぎない
夏場はついついエアコンで部屋を冷やしてしまいがちです。夏でも寒くて目が覚めてしまうといった経験がある人も多いのではないでしょうか。
先ほど登場した「深部体温」はエアコンが効きすぎていると下がりにくくなってしまい、その状況では体が眠りにつきにくくなってしまうので、エアコンの効かせすぎには注意しましょう。
夏の脱力快眠方法
しっかりと眠ったつもりでも、起きた時に体が疲れているというこことがあります。
それは無意識のうちに「体が緊張している」ことが原因の一つと考えられています。
とくに眠った時の格好と起きた時の格好が変わらないような寝相が良い人は、睡眠中も体の緊張感が抜けていないことがあるようです。
睡眠前には体の緊張をほぐしましょう。
軽いストレッチ
改善方法はいくつかありますが、眠る前に肩の力をこんなふうに何秒入れて何秒抜いて、顔の力はこんな感じに入れて抜いてと考えるのもあまり気が向かないと思うので、軽くストレッチを行うという気軽なものを実施するのが良いでしょう。
「どんなストレッチをするか」というよりは、「ストレッチといえばこんな感じ」といった、今までに慣れ親しんだ、体になじんでいるストレッチを行う事で、体も心もリラックスできます。
布団の上でもできる程度の軽いストレッチで十分なので、行ってみましょう。
枕元に用意するもので快眠
快眠の天敵として名をはせているのは「ネガティブな心」です。
その日一日の嫌だったことや、明日の不安、これからの仕事や人付き合いなどに対するネガティブな考えが睡眠にとってはものすごく厄介な敵といえます。
その日の素敵な出来事や、その日に限らず楽しかったこと、これからの楽しみなどを思い浮かべながら眠りに落ちていくと、良い睡眠につながっていくようです。
枕元でアウトプット
不安な気持ちを取り除くのに効果的な方法としては「誰かに話す」という方法です。
しかし、夜眠れない時間帯に友達に電話をしていては、相手の人の眠る時間を奪ってしまい迷惑になってしまいます。その結果、話してスッキリした後に、迷惑をかけてしまったという罪悪感で眠れなくなるという悪循環が生まれがちです。
誰かに話す代わりに「紙に書く」という方法を試してみましょう。
紙に書くというアウトプットの行為が「誰かに話している」という行動と似ているところから、人に話した時のようなすっきりした気持ちを手に入れることができるということです。
枕元に紙とペンを用意して試してみてはいかがでしょうか。
夏の快眠方法 まとめ
快眠のためには体温や気温を調整するなどの温度に対する意識と、気持ちの部分を調整するメンタルの部分が大きく影響をしているようです。
お風呂の入り方や、眠る前の行動などで良い睡眠をとれる状況を作っていきましょう。