知っておくとカッコイイ天気に関することわざについてです。
今回は天気に関連深いことわざについてご紹介します。
一つ目は「虹」が登場する言葉、二つ目は「夜の雷」に関するもの、三つ目は「富士山」が登場し、最後は「梅雨」の天気についての言葉が登場します。
それでは、まずは虹が登場する言葉からスタートしていきます。
西の虹は晴れる
西の空に虹が見える時は、次の日が晴れるという言葉です。
西の空に虹が出るという気象条件は、西の空が晴れている必要があります。天気は西から東へと移り変わっていくので、西の空が晴れて虹が出ているということは今から晴れが近づいてくる「西の虹は晴れる」ということになるわけです。
西の虹は晴れる 使い方例
西の空に虹を見つけた時、周りはその虹の存在に夢中でざわざわと注目し始めます。
みんなが写メをとったり、メールで友達に報告しているところで
「西の虹か・・・明日は晴れだね」
と、クールに決めましょう。
夜鳴る雷は長雨
6月等の暑い時期に鳴る雷は、日射によって起こる熱雷をイメージする人が多いと思います。
しかし、夜間の雷は前線や低気圧によって起こるものなので、前線などが通過してしまうまで続くので、熱雷よりも長くなるというわけですね。
夜鳴る雷は長雨 使い方例
夜に鳴る雷は、どうしても「怖い雷」というイメージをもたせます。
遠くでなっている時はそうでもないですが、近くで大きな音を鳴らしている雷には、家で過ごしえ要る犬でさえ震えてしまう勢いです。そこで、
「明日は雨かなぁ、じめじめしてやだなぁ」
などと、雷に対する恐怖から、この後の雨に対する不満を口走ることで、なぜそんなことが分かるのかと、明日以降の天気への興味によって、みんなの雷への恐怖心を少しですが和らげてあげましょう。
富士山の笠雲
「富士山が笠をかぶれば雨」という言葉は、雨に関する言葉の中でも有名な言葉です。
これは、富士山の近くで上昇気流が発生することで、水分を多く含んだ空気が上昇し、その空気が冷えることで山の上に笠のような雲ができる現象を言います。
この現象が起こるときは低気圧が近づいている影響で湿った強い風が吹いていることが多いので、次第に天気が崩れていくことが多いということです。
富士山の笠雲 使い方例
富士山というキーワードが入ることで、天気の言葉の中でもなんだかかっこいいのが「富士山の笠雲」です。
ちょっとかっこいいので、どうしてもすぐに使いたくなってしまいますが、実は富士山にかかる雲はいくつか種類があります。
雲のかかり方によっては雨ではなく「強風」や「冷え込む」前兆となっている場合もあるので、一概に富士山に笠を発見したからといって雨とは言えないんです。そこで、
「富士山に笠がかかってる!明日の天気を予想しよう!」
と、みんなで明日の天気を当てあってみるというのはどうでしょうか。その中で、富士山の笠雲についての知識を披露するのがナチュラルですね。
梅雨中の雷は晴れ近し
梅雨の最中に雷が鳴ると、晴れが近い傾向があるという言葉です。
梅雨の梅雨前線が停滞している期間は、熱による雷も前線による雷もあまり見られません。
しかし、梅雨中に太平洋高気圧に覆われるタイミングでは、前線の通過や一時的な晴れ間による影響で雷が発生することがあります。
その雷の後に高気圧がやってくるので、「梅雨中の雷はちかし」という言葉が生まれたんですね。
梅雨中の雷は晴れ近し 使い方例
梅雨の間は誰もが望むもの、それは「晴れ」です。
梅雨の雷に遭遇した時は皆に有益な情報を踏まえて、
「明日は洗濯物が干せるかも」
と、梅雨の中での洗濯物を干す宣言を出してみましょう。
すると、雷が鳴っているこんな天気の中でどうして洗濯物を干そうと思ったのかと、周りの人は興味を持ってくれるはずです。
そこで梅雨の雷についての知識を披露するとオシャレに決まると思います。
天気のことわざ まとめ
天気に関することわざは沢山あります。
どのことわざも知っているだけではもったいないので、実際にそんな場面に遭遇した時はどんな言い方で知識を披露しようかまで考えてみると、知っているだけではなく、使えることわざとして引き出しに入れておくことができます。
天気のことわざはなかなか披露する機会が少ないかも知れませんが、いつでも使えるように準備しておきましょう。