寄贈軟骨を利用した美容整形のトラブルがテレビで紹介されて衝撃を受けた人が多い事と思います。
寄贈軟骨とは何なのか?
そもそも悪いものなのか?それとも本来は問題ないものなのか?
気になる寄贈軟骨について簡単にまとめたので、以前寄贈軟骨を使った美容整形を受けた方や、これから検討中という方の参考になればと思います。
寄贈軟骨のトラブル「韓国の美容整形で鼻に他人の骨を入れられた」その衝撃の内容とは?
まずはテレビで紹介された衝撃のトラブル内容について確認しておきましょう。
とくに問題だったと思われる内容を簡単にまとめると以下のようになります。
- 他人の軟骨を使うという事前説明がなかった。
- ネット上では綺麗になっていたので信じてしまった。
- 細かい打ち合わせが無かった。
この内容を見て感じることと言えば、言葉が通じないことのリスクではないでしょうか?
誰でも美容整形を受ける前にはしっかりとした事前説明を希望すると思います。
自分が望んでいる内容は「こうなりたいのが望み」と伝え、その後に希望は叶うのか、叶うのであればどんな方法で施術するのかというカウンセリングの時間が欲しいと思うのが当然の気持ちだと思います。
しかし、韓国だけでなく海外で施術を受けるとなると、その大切なカウンセリングの時間が作れないという現実があります。
希望すればカウンセリングも行うのでしょうが、ある程度韓国語が話せて、話しをする時間があったとしても、その細かい希望や不安な部分の解消まではなかなか出来ないのです。
その結果、施術後になって「他人の軟骨が鼻に入っている」という事実を知ることになったのです。
近場の美容整形外科であれば再度足を運ぶこともできますが、場所が海外ともなると気軽に相談に行くこともできません。
その結果、鼻の変色などのトラブルが起きていても相談することも出来ず、結局のところ国内の美容整形外科へ相談に行くというケースになってしまうのです。
日本であれば細かい説明を望んだハズ
日本人同士でさえ細かいカウンセリングを何度も繰り返して、数回の話し合いを経て施術にいたることもある美容整形。
本来であれば「ネットで綺麗になっていたから」という理由だけでは決断できないほど重要な判断であるにも関わらず、海外に滞在している限られた時間の中で、伝えきれていない「ふわっとした希望」だけを伝えた状態で施術を受ける。
冷静に考えれば怖いことですが、美容大国の韓国ということで安心してしまったということもあるのかも知れないですね。
美容整形にはその後のカウンセリングや対応までしっかりしてくれる美容整形外科を選ぶことが大切であるということを感じるニュースでした。
他人の軟骨を鼻に入れるとどんなデメリットがあるの?
つづいて気になるのが「他人の軟骨を鼻に入れても大丈夫なのか」という点ですね。
一般的には寄贈軟骨による拒絶反応はゼロと言われているようですが、100%安全というわけではないという声もあります。
さらに気になる点は「保存方法に問題がないのか」ということ。
たとえ本来の寄贈軟骨に問題がなかったとしても、保存方法に問題があれば当然その寄贈軟骨には問題があるということになるので、信頼できるところで施術を受けるということが何よりも大切になります。
寄贈軟骨とはそもそもどんな骨なのか?
寄贈軟骨は他人の骨。
そこまではニュースでも確認することができたと思いますが、ナゼ他人の骨が手に入るのでしょうか?
それは「亡くなった人の骨」だからというのが答えになります。
許可のもと、病歴などのない方の肋骨の軟骨を利用します。
放射線や薬品処理を行い、拒絶反応がおこらない状態にして利用されているものが「寄贈軟骨」なのです。
この話しを知ったうえで寄贈軟骨をあえて希望する女性はほぼいないのではないでしょうか?
日本では寄贈軟骨は使われていないのか?
テレビの中で、今の日本では寄贈軟骨を使うことはほとんどないという話しが出ていました。
しかし、「絶対にない」とは表現されていなかったので、やはり「どんな施術になるのか」というカウンセリングをしっかりおこなうことが重要になり、それが希望する施術を受けるために最も大切なことになりますね。
寄贈軟骨のトラブル まとめ
今回のニュースから学ぶことは、「国内で施術後も対応してくれる信頼できる場所を選ぶ」ことの大切さではないでしょうか?
どんなに安くても、その後の苦労を考えると、後の対応までしっかりしてくれる美容整形外科を選んだ方が安くすむ。
やはり信頼と安心の国内での施術がお勧めでですね。