サッカー日本代表の香川真司選手が所属チームのドルトムントで背番号23を付けることが話題になっています。
香川選手の背番号23は、ブンデスリーガを連覇した際に付けていた思い出の背番号。
昨シーズンは5得点に終わってしまった不完全燃焼の香川選手。
日本代表の試合でも「コンディションや動きは良い」という評判をうけながらも、得点やアシストといった「目に見えた結果」が出ていない現状に、懐かしい背番号を背負うことで原点回帰し、新監督のもと次のシーズンに挑むという気持ちの表れのようにも感じますね。
背番号23の実績
背番号23で挑んだドイツブンデスリーガの舞台。
そこでの実績は華々しいものでした。
2010-2011 年間ベストイレブン
この年はチームとしても個人としても、充実したシーズンとなりました。
チームは9シーズンぶりのリーグ優勝を果たし、香川選手個人としても18試合で8得点と、MF登録選手でありながら、2試合に1点のペースで得点をあげる活躍を見せました。
FIFAが発表する期待の若手選手13人の1人にも選ばれ、ブンデスリーガの年間ベストイレブンにも名を連ねるなど、「香川真司」が世界に羽ばたいたシーズンとなった。
2011-2012 3ヶ月連続ベストイレブン
ドルトムントでの2年目。
この年、チームはブンデスリーガ2連覇を達成。
香川選手も31試合13得点という活躍をし、3ヶ月連続の月間ベストイレブンに選出されるなど、個人としてもチームとしても充実したシーズンを送った。
ドイツ代表のチームメイトのマリオ・ゲッツェ選手からは「トップ下としてヨーロッパナンバーワンプレーヤー」と絶賛され、同じくドイツ代表チームメイトのマッツ・フンメルス選手からは「悪魔的な怖さを感じる、味方で良かった」という褒め言葉を受けていた。
マンチェスター・ユナイテッドFC
この背番号23を付けた2年間の活躍が、超名門・イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFCへの移籍を実現させるほどの実績となった。
日本代表10番
ブラジルワールドカップでは予選敗退、アジアカップでは優勝を逃し、アジアの王座からも陥落してしまった日本代表。
多くのサッカーファンが「結果」を求めている中、その責任を一身に背負う代表のエースナンバー「背番号10」。
「悪魔的な怖さ」と表現された栄光の背番号23は、日本代表に勝利をもたらす「結果」を見せてくれるのではと、香川選手のファンは期待をくくらます出来事となりました。
七夕に川崎フロンターレと親善試合
そんな香川選手、7月7日の七夕に行われる川崎フロンターレの試合へ向けて始動中。
日本人チームメートの丸岡満選手も参加メンバーに名前が入っていたので、日本人2人の活躍にも注目が集まります。
川崎フロンターレといえば、その得点力でブラジルワールドカップにも出場した大久保嘉人選手。
先日のやべっちFCでは香川選手と仲のいい姿を見せていましたが、試合では火花を散らすのでしょうか。
目が離せない選手
背番号が変わった、ただそれだけで注目度が高まる香川選手。
日本代表に再び光を見せてくれるのか、期待が集まります。