ご祝儀のお返しはしきたりもふまえつつ
相手の方に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは大きなミスをしないための
基本的なお返しの方法を紹介していきます。
ご祝儀のお返し【品物】
まずは、ご祝儀のお返しで
良く選ばれるものを3つご紹介します。
どれも実用的なものが
多くの方に選ばれています。
1 食べられるもの
食べられるものは
食べてしまえばあとに残らないので
受け取る側が保管場所に困らないという
点から人気があります。
年代や立場などにも縛られず
多くの人が選んでいます。
2 食器類
お皿やマグカップなどを
セットでの返しが人気です。
友達へはシンプルなカップ類
親戚にはブランド食器などを
贈るケースが多いです。
3 タオル
タオルも人気のお返しです。
ブランド物のタオルセット等、
ある程度しっかりとしたタオルを
用意しましょう。
お返しには誰もが使うものが人気
もらって困らない品物が
お返しとしてはベストです。
カタログギフトも人気ですが、
ご年配の方などは「手を抜いている」と
不快に感じる場合もあるので
繋がりの強い相手であればあるほど
あなた自身で選んだ品物をお返ししましょう。
ポイント! |
大切なのは想い |
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ご祝儀のお返し【相場】
ご祝儀のお返しは全ての人に
同じ物、同じ金額というわけにはいきません。
司会を務めて頂いた方や遠方から来てくれた方、
式には出られなかったけどお祝いをくれた方。
そんな相手別のお返しの相場を
ご紹介していきます。
乾杯の発声をお願いした人
披露宴で乾杯の挨拶をお願いした方には
最低でも1万円は用意しましょう。
移動にかかるであろう金額も想定して
そのぶんもプラスしてお返しすると良いでしょう。
ポイント! |
10,000円 プラスアルファ |
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受付をお願いした人
芳名帳への記帳案内やご祝儀を受け取るという
重要な役割を担当する方です。
品物や現金がお勧め。
ポイント! |
3,000円~5,000円 |
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司会進行を務めた人
披露宴の司会進行をお願いする人です。
事前準備にかなりの時間を費やし、
式の当日には食事をとる暇もありません。
忙しさとプレッシャーのかかる役割です。
それに見合ったお返しをしましょう。
ポイント! |
20,000円~30,000円 |
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余興やスピーチをお願いした人
簡単なスピーチであれば
そこまで高額にする必要はありませんが、
感激したしまうような余興を披露してくれた際は
その感激分を上乗せする形で
お返し額を決めると良いでしょう。
お返しのためにスピーチや余興を行う人はいないので、
上乗せはほんの気持ち程度で大丈夫です。
ポイント! |
2,000円~20,000円 |
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写真やビデオの撮影を頼んだ人
最高のシーンをカメラにおさめるために、
新郎新婦のみならず、親族の方や友達にまで
意識を研ぎ澄ませるポジションです。
プリント代などは後日別で
渡すと気持ちが良いでしょう。
ポイント! |
10,000円~30,000円 |
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披露宴なしで挙式のみの参加者
挙式のみの参加となった方には
現金ではなく記念品でお返ししましょう。
ポイント! |
1,000円程度の記念品 |
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遠方から来てくれた人
遠方から来ていただくには
交通費も宿泊代もかかるものです。
せっかくお祝いにきてくれたのですから
全額を負担が基本です。
最低でも半額は用意しましょう。
ポイント! |
交通費と宿泊代の全額 |
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出席できずにお祝いをくれた人
式にも披露宴にも出席できない人から
お祝いだけ頂いた場合は、
式後1ヶ月以内に内祝いの品物を
頂いたお金や品物の半額を目安に
お返しすると良いでしょう。
ポイント! |
お祝いの半額分が目安 |
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ご祝儀のお返し【品物と相場】 まとめ
二人の結婚を祝ってくださる皆さんには
「私たちはこんなにしっかり準備してきました」
という、大人として成長した部分を見て頂いて
「この二人なら安心だね」と言っていただけるように
結婚式や披露宴の準備をしっかりしましょう。
せっかく多くの時間を費やして
皆さんに感動して頂ける式を挙げたとしても、
お返しを家に帰って見た時に
「あの二人は大丈夫なのか」と
不安にさせてしまわないように
お祝いのお返しまで
しっかり準備しておきましょう。
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しっかり準備をして、素敵な結婚式を♪