他人と話し合うのはなぜ?良い点は褒めるべきなの?

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話し合いをする外国人の男性と女性たち

皆さんは、人間関係って大変だなと感じることはありますか。

作家であり,人間関係を扱う研究者でもあるロバート・コンクリンは,「人とうまくやっていけないと考えている人がだれかいますか」という質問を出しました。

しかし,これに対して,はい,と答える人がめったにいないことを知りました。

ところが,コンクリンが『お決まりの不平を三つ』挙げるように言ったところ,1,000人中998人までが,『一番大きな不満の種は他の人々が作り出す』ということを示唆しました。

わたしはいつも感じます。人間の感情はいつも一定ではありませんし、コロコロ変わりやすいものです。

今日良くても、明日どうなっているかわかりません。

でも、いくつかポイントを押さえれば、今より少しは楽になるかもしれません。

少し考えてみましょう。

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他人と話し合うのはなぜ?

自分から進んで人々と話すようにしましょう。心がよく通じ合うと強い関係が築かれます。他の人たちとうまくやっていくためには,自分の気持ちを話すだけでなく,相手の言うことに真剣に耳を傾けます。

「人にその人自身の重要さと価値を感じさせ得る行為の中で何よりも重要なのは,聞き上手であるということだ」と,ロバート・コンクリンは書いています。話合いは親とうまくやってゆくのにも役立ちます。

家庭が戦場のようになるのはよくあることです。しかし17歳のドンは,「両親と僕はかなり仲がよく,お互いに何でも正直に話し合い,気兼ねがありません」と言っています。

よく、気兼ねがないことと、無神経を勘違いする人がいます。しかし、そうではありません。

例えば,だれかにいやな思いをさせられたとしても,出し抜けに,「お前というやつはいやなやつだ!」と言うのと,「君が昨日放課後に僕に言ったことは気に触ったね」と冷静な態度で言うのとでは大きな相違が生まれます。どちらの言い方のほうが「消化」しやすく,良い結果を生む可能性があるでしょうか。

他の人とうまくやっていく上で同じほど重要なのは,何をいつ言うかわきまえていることです。

会話によって、丈夫な建物を建てていくように、人間関係が築かれていくということを忘れないようにしましょう。

他人の良い点はほめるべき?

自分の性格や技量などを,ほかの人が本気でほめてくれたなら,どんな気持ちがするでしょうか。とてもうれしいのではありませんか。お世辞 ―誠実さの欠けたほめ言葉やほめ過ぎ ― は不快なものですが,心からのほめ言葉は、親しい感情を育てるのに力があります。

「僕たちは自分を過小評価して,自分の良い特性を考えない傾向があるかもしれません」とティムは言いました。

それでもこの若者は,心からのほめ言葉に人を引き付ける力のあることを認め,「自分のことをよく言ってくれる人がいるのはうれしいことで,そういう人たちのそばにいるのは好きです」と説明しました。あなたも同じように感じませんか。

他人に理解を示した方が良いの?

もし車を運転していて,ある若者が手を振りながら車を止めてくれという身振りをしているのを見たら,あなたはそれにどう反応しますか。

あなたは車を止めません。するとその若者は急に石を車に向かって投げ付けます。それで車を止め,外に出て若者の方に歩き始めます。

頭は色々な考えでいっぱいになります。損害賠償してもらおう。人々はどうしてこんなに執念深いんだろう。このままで済まさせてはいけない。

近付いてみると,目の前の若者は涙を浮かべ,おどおどしています。『どうしても止まっていただきたかったんです』と若者は説明します。

それで見ると,その若者の向こうにもう一人の若者がひどいけがをして草の中に横たわり,助けを待っています。今や事の全体が分かりました。自分のそばに立っている若者についても確かに違った感じを持つようになりました。

難しい問題や,時には絶望的な挫折感を抱かされるような問題に悩まされている人は少なくありません。しつけや悪い家庭環境のためか,感情的に非常に不安定な人たちもいます。強い圧力や虐げさえ感じている人たちもいるでしょう。

こうしたことが皆いらいらの原因となり,後で悔いるような事柄を口にする結果になるのです。その種の事情を酌量し,見逃すだけの“広い心”を持つことができるでしょうか。

まとめ

もちろん,必要な理解を示しそこなう場合もあることでしょう。そのような場合には,『本当にすみません。おわびします。訳がよく分からなかったものですから』と言って,身近な人の傷ついた感情をなだめる必要があると思いませんか。

ですから,他の人との関係をより良いものにしていきましょう。話し合うことを学びましょう。良い特質を高く評価していることを相手に知らせるようにしましょう。

ほかの人たちがどうしてある行動を取るのかその理由を知ることに努め,理解するように努力しましょう。

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