【学年LINE】親が知っておくべきラインいじめの実態と対策(後編)

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LINEいじめの実態と対策についてです。

LINEのどんな機能がいじめに繋がりやすいのか等はこちらの記事で確認してください。

【学年LINE】親が知っておくべきラインいじめの実態と対策(前編)

それでは続きを始めていきます。

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LINEいじめの根本は従来のいじめ

「LINEいじめ」と一言でいってしまうと、未知の世界のような気がしてしまいますが、よくよく考えていくと昔から存在していたいじめとなんら変わりありません。

一体どこが昔からのいじめなのでしょうか。

いじめの定番「集団無視」

前半で紹介した「LINEグループに入れてもらえない」あるいは「LINEグループから外された」といういじめ。これは現代社会が巻き起こしたい新しいタイプのいじめではなく、昔から行われていた「集団無視」の延長です。

集団無視の特徴は単純で、リーダーを中心としたグループが誕生し、グループに入れなければ一緒に遊ぶことは出来ない。と言うもの。

昔はそのグループが一緒に野球をするグループや、ゲームセンターに遊びに行くグループでした。今はそのグループにLINEというツールが加わったにすぎないのです。

机の写真

LINEがなくてもいじめは続く

よく耳にする情報としては「LINEが悪いツール」という情報。LINEがあるからいじめがなくならないというお話しです。

いじめって、昔からありましたよね?その姿は時代ごとにツールを変えてきましたが、根本的には特定の学生を集団でいじめているという現象です。

多くの大人たちが声をあげて「学校のいじめをなくそう」とアピールをしていますが、一般の人たちはいじめなんてなくならないという現実に気が付いていると思います。

「学校」という狭い小さい社会の外を見れば、おのずと「なくならないいじめの根深さ」が見えてくると思います。

社会問題に発展している「ママ友」

最近の大人のいじめとして注目を浴びているのが「ママ友問題」ですね。多くのニュースやメディアでも取り上げられて話題になっています。

こちらも「ママ」の中でリーダーがうまれ、「ママ友」と言う名の組織が誕生します。

その組織の中ではリーダーを取り囲む「助さん」と「角さん」のようなサブリーダーが誕生し、新人のママ友を増やしながら増殖していく性質があります。

純粋にママ友が欲しくて始まったグループでさえ、時が経つにつれてママ同士の順位付けが始まり、順位の低いママには面倒事が回されていくようになります。

学生との大きな違いは「無視をする」のではなく「面倒なことをやらせる」という特徴が強く出ます。

女性の写真

退社出来ない「社内いじめ」

大人になって問題になるいじめの1つに「職場でのいじめ」があります。

社内いじめには大きく分けて2種類あります。

1)人間関係によるもの

社内いじめのひとつは人間関係によるものです。

単純に同僚や上司とのそりが合わずに、発生するタイプのいじめです。

2)仕事の能力によるもの

もうひとつの理由には仕事の能力が関係してくることがあります。

とくに新人のうちは「入社はしたものの仕事が出来ない」ということで、足手まといだからやめさせたいという理由でいじめが始まり、結果として退社に追い込まれていくというケースがあります。

スーツとスマホの写真

いじめはどこにでも起こりうる

いじめは学生時代から、大人になっても起こる現象です。それをなくそうとしてもほぼ不可能に近いでしょう。

なぜなら社会には同じ考えの人間だけではなく、人それぞれに違った考えの人々が生活しているからにほかなりません。

いじめに対する対策は「いじめをなくす」という他力本願な考え方ではなく、いじめがある世界であることを正面から受け止めて「いかに対策するか」と言う部分を意識に入れていく必要があるのです。

親が意識するいじめ対策

親であれば、子供の小さな変化に気が付くことができます。逆にその変化は家族以外ではなかなか察することさえ難しいものです。日頃から些細な変化に意識を向けていくことで、大きなトラブルになる前に対策を練ることができるようになります。

こどもからの小さなサインには、いったいどのようなものがあるのでしょうか?

ランドセルと子供の写真

学校を嫌がる

勉強が嫌でもともと学校嫌いな子はいます。しかし、ずっと学校生活を楽しそうにすごしていた子がある日学校を嫌がった時は子供からのサインです。

ごはんを黙って食べる

普段はご飯の時間で「学校での出来事」を話したがるのが学生。しかし、その話題に学校の話しが出なくなった時は何かが起きていると考えてみた方が良いでしょう。

遊びに行かない

友達とのケンカであれば問題ありません。仲直りすることで短期の解決になるでしょう。

しかし問題は長期にわたり遊びに出かけなくなった場合です。この場合はケンカではなくいじめなどのトラブルに巻き込まれている可能性を疑いましょう。

親がとるべき対策

小さなサインが出た時はいきなり「何かあったのか」と問いただすのではなく、気分転換のために一緒にお出かけをするなど、普段と違う世界を見せてあげると気持ちがすっきりして好転に向かいやすくなります。

視野が狭くなってしまった状態でどれだけ問題解決を行おうとしても、当事者にはいじめにあっているという「現状」以外は見えなくなっているものです。

見える世界を広くしてあげることで、いじめは小さな出来事と本人が認識をし始める、あるいは本人から相談してくれることを誘導してあげましょう。

「ほっとけば解決する」逆に「なんとかしてあげなきゃ」という選択はやめましょう。

【学年LINE】親が知っておくべきラインいじめの実態と対策(前編)

親子の絆を深めましょう。

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